imakoso

1歳と3歳の年子兄弟を育てる30代主婦の知育ブログ。

奇跡のピアニスト辻井伸行さんを育てた子育て法とは?

ピアニストの辻井伸行さんという方をご存知でしょうか。

 

もし、ご存知なければこちらの記事を。動画もあります。

imakoso.hatenablog.com

 

まさに神がかった演奏で、私も子供も大好きなピアニストなんですが、どうやったらこんな素敵な演奏ができるのか…どうやってこんな素敵なお子様に育てられたのか…気になって本まで読んでしまいました。

 

 

涙なしには読めません(;_;)

あとで知ったのですが、この本、青少年読書感想文全国コンクールの小学校高学年の課題図書にもなっているんですね。

それだけあってピアノの知識がなくても読みやすいです。

透明感のある、力強い、それでいて優しい…私の言葉ではうまく表現できないのが残念なんですが、そういった彼のすばらしさがどこから来ているのかがわかる1冊でした。

そしてお母様の育て方も素晴らしいです。

同じ環境は用意できなくても、考え方などは非常に参考になりました。

 

以下、子育ての参考になりそうなことをまとめてみました。

 

 

子どもの才能にいち早く気付く

伸行さんは生まれつき物が全く見えない『全盲』という状態だったとのことです。

お母様は心中しようかと思うほど、思いつめ塞ぎ込んでいたとのことですが、そんななかでも息子の『耳の才能』にいち早く気付いていました。

そして、なんとかこの才能を伸ばしてあげようと、部屋では常にクラシックのCDをかけたり、自分も歌を口ずさむなど、音楽づけの環境にしていきました。

 

年齢は関係ない

普通習い事というと3歳くらいからというのが一般的かと思いますが、お母様は伸行さんのためになんと1歳半からピアノのレッスンを受けさせたそうです。

自宅に先生を呼び、膝の上にのせて生のピアノ演奏を聴かせたとのことです。

 

ピアノ以外のことも積極的に体験する

お母様は伸行さんが小さい頃から、音楽づけの生活を送らせるだけではなく、いろいろなところに連れ出して、本物の美しさやすばらしいものを体験することを心がけてきました。

目が見えなかったら、美しい景色や美術なども見ることができないのではないかと思ってしまいますが、お母様は伸行さんをさまざまな場所に連れていき、視覚以外の五感をフルに使って体験させたそうです。

時にはお母様が見えている景色を実況することもありました。

そういった体験がピアノの演奏に深みを出しているのは間違いないと思います。

 

お母様の行動力がハンパない

5歳で初めて海外旅行に行った際、旅先のショッピングモールで、自動演奏のピアノを伸行さんが「弾きたい」と言い、お母様が係の人にお願いして弾かせてもらったそうです。

あっという間に人だかりができ、演奏し終わると拍手や歓声、ハグをしてくる人などもいて、この経験がきっかけで伸行さんは「ピアノを弾くとたくさんの人が喜んでくれる」と思ったそうです。

また、世界的な指揮者の方に、伸行さんが演奏したピアノのテープを送るなど、お母様は伸行さんのためにとにかく行動したようです。

 

チャンスは逃さない

そのようにして得たチャンスは全て逃さなかったそうです。

国内だろうと海外だろうと飛んで行き、時にはちょっと難しいかなと思うようなことでも、断らずにチャレンジさせたそうです。

そうやって常に少し高い目標を与え続けたことが、成長につながっているのだと思います。

 

子育てのゴールは一人前に育てること

子育てのゴールってなんでしょうか?

社会に出たときに、『ひとりで食べていける』『人や社会に貢献できる』『人生を楽しむことができる』そういったことができる子供に育てるのが親の役目なのかなぁと思いました。

本の最後にある、『となりには、いつ子さん(お母様)の姿はありません。自立した大人となった今は、マネージャーとふたりで世界中どこまででも演奏旅行に向かいます。』という文章を読んで、素晴らしい子育てをされたなと感じました。

 

さいごに

私自身が母親であるため、ちょっと母親目線の内容になってしまったことをお許しください。

ここまでこれたのは、ご本人である伸行さんの努力が一番大きいかと思います!

でもやっぱり、見習いたい部分がたくさんあったので、母親目線でまとめさせていただきました。

ピアノをやらない方にも参考になる部分が多いと思いますし、ただドキュメンタリーとして読むのもおすすめです。

10代でショパンコンクールに挑戦する場面は、ハラハラドキドキでした。

そして、彼の生い立ちを知ってから、改めて演奏を聴くとより深く演奏を楽しむことができます。

ぜひ、読んでみてくださいね♪